kekoです。
うつは波をくり返しながらよくなっていく病気です。
私も回復期には何度も波を経験しました。
うつには波がつきものだと頭では分かっているんだけど、これがなかなか辛いんですよね。
この波はあと何回来るの?
どのくらい続くの?とずっと考えていました。
今日はうつの波との付き合い方についてお話しますね。

自分が楽なことをすればいい
うつの波って本当に悩まされました。
調子がよくなってきたな~と思ったら、次の日にはまた絶望的な気持ちになったり、身体が重たく感じたり。。
波との付き合いってとっても難しいんですが、とにかく何もしない自分を許してあげることが大事です。
自分を楽にしてあげる。
自分を解放してあげる。
「辛いときは寝る!!」とよく耳にしたんですが、当時の私は昼間、横になるとそわそわして、寝ることができませんでした。
なので、私が辛いときの救世主は
散歩とカフェ
朝、散歩に行って、昼間はカフェで過ごす毎日。
私は当時、朝目覚めた瞬間から胸の重苦しさで辛かったので
朝は近所を散歩。
近所の素敵なお庭を眺めたり、空を見上げながら歩いていると
胸の重苦しさが和らぐのを感じることができました。
カフェではノートを書いたり、ひたすらのんびりしたりして過ごしました。
カフェに行くことで気が紛れたのかもしれません。
うつの波がきたときは自分が楽なことをひたすらすればいい。
楽なことってひとそれぞれです。
自分が何をすれば一番楽なのか?心地よく過ごせるのか?
人からどう思われるか?なんて気にしないで、ただただ自分の気持ちに素直になることが大切です。
そんな私を黙って受け入れてくれていた夫と子どもに感謝です。

思いっきり泣く
うつの波が辛くてたまらないときは思いっきり泣くとすっきりしますよ。
私は辛くなるとすぐに母に電話して、話を聞いてもらいました。
話しているうちに必ず泣いてしまうんですが、泣くことでとても楽になったのを覚えています。
涙を流すことで鎮静作用がある脳内ホルモン「エンドルフィン」が増加します。
エンドルフィンというのは脳内で作られる自然なモルヒネ用物質で痛みや悲しいを和らげてくれる効果があるそうです。
波をくり返しながらよくなっていく
波は最初は大きかったのですが、それがだんだん小さい波になってきて、間隔が開いてきて
いつの間にか消えていきます。
「うつは急によくなると、また急にわるくなるから、波はあった方がいいんだよ。」
と当時主治医に何度も励まされていました。
だからゆっくり治ったほうがいいんです。
波があるのは回復している証拠なんです。
もどかしくて嫌になっちゃうんだけど、私もゆっくり治すのがベストだと今だから実感できます。
薬は辛かったら頼ったほうが賢い
うつの波がきて辛いときは薬を使って自分を楽にしてあげました。
私はだいたい調子が悪いときは朝が一番辛くなるので、朝起きた瞬間にワイパックスを飲んでました。
ワイパックスを飲むと楽になれるのでとても助かりました。
「薬は辛いときは頼ったほうが賢いんだよ」
主治医に励まされて、何とか乗り越えることができました。

時間が解決してくれる
回復期の初めの頃は、辛い日の方が多かったのですが、だんだんと調子が良い日が増えてきました。
5日に一度調子がいい→2日に一度調子がいい→5日に一度調子が悪い
と、だんだんと調子がいい日の割合が多くなってきました。
いつの間にかです。
波の最後の方は、一日おきに調子が悪い日と調子がいい日が交互に繰り返される時期が長く続いたんです。
その時期は、調子が悪い日は朝から分かるので、そういう日はもうあきらめて、ダラダラしてすごしていましたよ。
だから焦らなくて大丈夫。
時間が解決してくれます。
回復時間は人それぞれだと思いますが、私の場合は小さい波の期間が長かったです。
波が気にならなくなるまでは1年半くらいかかりました。
でもだんだん自分で回復が分かるようになるから大丈夫。
今はできること、目の前のことをゆっくりと、淡々に・・
では、また~。
