kekoです。
不安、うつ状態を治すために飲んでいた薬について私が体感したことを書いています。
今日は抗うつ薬のトレドミンについてお伝えしますね。
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トレドミンの効果・強さ
抗うつ薬は色々な種類がありますが、トレドミンはSNRIという分類に入る薬で、セロトニンとノルアドレナリンの働きを高めてくれる薬です。
私は、以前、レクサプロという抗うつ薬を飲んだことがあるのだけど、副作用に耐えられず、たったの5日でやめてしまったことがあるんです。
その時の副作用が本当に恐ろしくて、他の抗うつ薬も試すことができず、抗不安薬のワイパックスで毎日をしのいでいました。
でも、症状がよくならず、不安症状に加えて、日常生活の意欲もなくなってしまったんです。
意欲がなくなるというのは、こんなにも不快なことなのか・・と初めて実感しました。まさにこれが鬱というものですね。
その時に、主治医が「やる気のでるお薬を飲んでみますか?」と処方してくれたのがトレドミンでした。
トレドミンはノルアドレナリン効果があるので、意欲の低下にも効果があると言われています。
ただこの薬はかなりマイルドな薬で、私の場合も効き目は本当に穏やかでした。
飲んできた感想は、、
多少はよくなってきたかな?という程度で、この薬で不安、うつ状態を改善することはできませんでした。
トレドミンの量
トレドミンは一日に最大100mgまで飲める薬で、少量から開始して徐々に増量していきます。
また、この薬は効き目が短いので朝、晩の2回に分けて服用します。
私は12.5mg→25mg→40mg→50mg→80mg→100mg
と2週間間隔で最大の100mgまで増やしていきました。
トレドミンの副作用
トレドミンの副作用として、吐き気や口の渇き、尿が出にくいといったものがあるんですが、私の場合は全くそういった症状はありませんでした。
でも、飲み始めのころは時々気持ちが悪くてムカムカしたり、やたらイライラすることがありました。
特にイライラが今までにないイライラで。。
ちょっとしたことで怒りっぽくなって、壁をパンチしたり、身体を打ち付けたりして、壁が一部凹んでしまったんです。
今でもその凹みを見ると、辛かったころのことを思い出します。
でも、こういった不快な症状は飲み始めの時だけ。
すぐに副作用で悩むことはなくなりました。
トレドミンの減薬・断薬
トレドミンだけでは不安、うつ症状が改善されなかったので、その後ジェイゾロフトを追加して処方されることになりました。
私の場合は、このジェイゾロフトがものすごく効いてくれて、辛い症状が消えて落ち着くことができました。
症状が落ち着いて半年ほどはトレドミンとジェイゾロフトをそのまま服用。
その半年間問題なく過ごせたので、晴れて減薬へと進むことになりました。
私の場合はジェイゾロフトの方が効き目があったので、トレドミンから減薬することに。
100mg→75mg→50mg→25mg→0
だいたい5か月かけて100mgからゼロに断薬していきました。
ゆっくり断薬したおかげで、断薬による離脱症状は全くありませんでした。
トレドミンはトータルで2年飲んでいました。
今はジェイゾロフトの減薬中です。
まとめ
トレドミンは効き目が弱いので、あまり抗うつ薬としては処方されることは少ないと聞きます。
この薬は痛みにも効くので、アメリカでは抗うつ薬というよりも繊維筋痛症の痛みを和らげるために処方されることもあるそうです。
そういえば、この薬を飲んでいる間、いつもなら肩や首が凝って背中周りが痛かったのに、痛みを感じることがなかったんですよね。
とにかくトレドミンは私にとってはマイルドすぎる薬でした。
今思えば、トレドミンを飲まずに、すぐにジェイゾロフトを試せばよかったかも・・と思うくらいです。
でも、結局薬って飲んでみないと分からないですからね。。
今日は抗うつ薬のトレドミンについて、私の経験を書いてみました。
次は抗うつ薬のジェイゾロフトについて書いてみたいと思います。
では、また~。
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ゲイの精神科医の先生の本、とにかくおもしろい。
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