kekoです。
前回、ネットでの人間関係についてお話させていただいたのですが、今日はその続編。

ブログで知り合った女性Rさんのお話をしたいと思います。
出会いはやさしいコメント攻撃
当時私はまだアロマの自宅サロンを始めたばかりでした。
サロンの宣伝も兼ねてアメブロをやっていたのだけど、突然Rさんからブログのコメントが頻繁に入るようになりました。
彼女はアロマ系のヒーリングサロンを長年やっている女性で、すごく頼りになるやさしい印象を受けたのを覚えています。
私は当時はまだ自信がなくて、サロンを長年やっていらっしゃる方と仲良くなれてすごく喜んでいました。
今考えると不自然なくらいのコメントの回数でした。

何度も通ってくるようになる
そんなブログでのやりとりがしばらく続いて、彼女が私の自宅サロンに行きたいと言ってきました。
びっくりですよ!!
だってすごく遠いんですよ!!
電車で2時間くらいかかるんです。
ベテランのセラピストさんに2時間もかけて来てもらうなんて、申し訳なくて仕方がありませんでした。
私のアロマサロンではアロマオイルを使った全身トリートメントが主流で、あともう一つ、補助的なメニューで服を着たままタッチングを行って全身をほぐしていく。というものも用意していました。
彼女は服を着たままのタッチングを希望しました。
電車で2時間もかけて、30分の施術メニューというのもにすごく違和感を感じましたよ。
もちろん、30分の施術メニューであってもすごく効果があるし、おすすめできるものだったんですけど、
このメニューは時間がないけど癒されたい方のために考えたものだったもの。。
彼女はこの30分のメニューをその後も何回も何回も受けに来ました。
彼女は来るたびに色々な手土産を持ってきてくれました。お花だったり、おかしだったり・・・
これはサロンではよくあるし、受け取り方は人それぞれですけど、私の場合は人から物をもらうのって苦手なんですよ。
やんわりとこういうことはもうしなくていいよ。。と言っても何度も何度も手土産を持参してくれました。
あとね、施術のあと、お客様とお茶とお菓子をお出ししながら軽いお話をするんですけど、Rさんは色々なことを聞いてきましたよ。
精油の入手方法とか、施術のやり方とか・・どうやって学んだのか・・いわゆるノウハウを聞いてきました。
彼女のサロンにも行ってみた
遠いところから何度も来ていただくだけでは申し訳ないという思いで、私も彼女のサロンに行かなくちゃ悪いな。。と今思えば、ありえない理由で彼女のサロンに行くことにしました。
今でも覚えています。雨の日。電車で2時間。しかも分かりにくい場所を歩いて20分。疲れた。。
彼女のサロンはとても素敵でした。アパートの一室を借りてサロンをしていたのですが、アンティーク調の本当に素敵なサロンでした。
どちらかというとスピリチュアル系。
私はアロマトリートメントが大好きだし、せっかく遠くまで来たのだから、フェイシャル付の一番お高い全身アロマトリートメントをお願いすることに。。。
実際受けてみた感想は・・・
彼女は上手くない。完全なる自己流。
こういうサロンって特に資格がなくてもできてしまうので、こうでなければいけない!!というのはないんだけど、
人様の顔や体を扱う以上はある程度の知識は必要だと思うんです。
でもね、彼女はそういうのあまり考えてないのかも・・って言う人でした。
アロマの選び方もそう。トリートメントで使うオイルを選ぶときも、好きな香りを選ばせてくれるとか、アロマの効能を考えてくれるのではなくて、私に目を瞑らせて、適当に瓶を触らせて選べというスタイル。
目を瞑って選んだ精油が私が今必要としているアロマという考えのようです。
実際に私が選んだアロマは私がグレープフルーツ。グレープフルーツを使ってフェイシャルをしてくれると言い出してびっくり。
グレープフルーツのアロマは刺激が強いので、普通フェイシャルには使わないんです。
私は彼女の気を悪くしないように「私、この香りは苦手なので、こっちにしてもいいかなー。」と他の精油をお願いして何とか変更してもらいました。
アロマの説明も、本屋さんで買ってきたアロマの本をひろげて読んで私に教えてくれました。
実際のトリートメントもきっと自己流。フェイシャルもクレンジングもしてくれないまま、アロマオイルを塗られる始末。。
気持ちが落ち着きませんでした。
いろいろなサロンがあるんですね。。
彼女のサロンに行ってから、彼女への気持ちが変わっていきました。

彼女からの連絡が途絶える
彼女のサロンに行ってからしばらくしたある日、ふと彼女のサロンブログを見ると・・・
彼女のサロンメニューが変わっていました。
オイルをつかった全身トリートメントはやめて、服を着たままお体を癒します!!と告知していました。
私が提供していたメニューそのままのことが書かれていました。
彼女は私のこのメニューに興味があって、それを自分のメインメニューにしたくて私に近づいたみたいです。
何度も何度も私のところに通って、やり方を彼女なりに覚えたんでしょう。
私はこのメニューは時間をお金をかけてスクールで習ったものなんですけどね。。
その時はかなりショックと怒りでいっぱいになりましたよ。
でもね、よく考えてみれば、所詮彼女のやっていることは真似事なんですよね。。
私はもう用無しになったみたいで、彼女からの連絡はパタリととだえました。
まとめ
以上、私が経験したネットでの人間関係の嫌な思い出の一つです。
当時はショックで人間不信になりかけたけど、今となってはいい経験です。
学ばせてくれてありがとう。。と言いたいくらいです。
彼女は、私の甘さを教えてくれたような気がします。
ここで学んだことは
- 大人になってからいきなり親切な顔をして近づいてきた人には要注意!!ということですね。裏がありますから。。
- ちょっと違和感を感じたらすぐに離れるのがベスト。自分の感覚を大切にすべき!!
ということかな。
人生いろいろですよね。
ちなみにまだ彼女はこの服を着たままのメニューをものごいネーミングをつけてしかも自分オリジナルの異次元マッサージとおっしゃって続けていらっしゃるようです。
すごい方だと思います。
今日もゆったりいきましょう。では、また~。
