kekoです。
心と体の調子を崩していた頃、うつと不安の症状に悩まされていたのですが、どちらかというと不安の症状がものすごく強かったです。
心療内科にかかったばかりの頃、当時の主治医にも「うつというよりも不安症ですね。パニック障害一歩手前。」と言われてました。

私の症状はパニック障害によく見られる発作はなかったので、すぐには気づかなかったのです。でも、今思えば、体調を崩す何年も前から、おかしな兆候がいくつかあったのは事実です。
兆候があった頃に、もっと自分をケアしてあげていればひどくならなかったんじゃないか。。とも思います。
今日は不安症がひどくなる前に私が経験したいくつかの症状についてお話ししたいと思います。

車に長時間乗っていられなくなった
まず最初にあれ、、私おかしい。。って思ったのは、車に長時間乗っていられなくなったことでした。
これはまだ子どもが生まれる前で、心療内科にかかる10年も前のことになります。
バス旅行に行ったのですが、高速道路を使わないバス旅行だったので、十分なトイレ休憩がなかったのが私を不安にさせたようです。
旅行中、ずっとトイレのことばかりが気になってしまいました。
それ以来、完全にバス旅行がトラウマになってしまいました。
子どもが幼稚園の時は、保護者の私も同伴でバスに乗って遠足に行かなかればならないのがものすごく恐怖でした。
バス以外でも、家の車でも長時間のドライブが難しくなりました。
美容室でじっと座っていられなくなった
次にダメになったのが美容室。これもある日、突然ダメになりました。
心療内科に通う7年前に症状が出ました。
美容室ってじっとしていなくちゃいけないでしょ。途中、勝手にトイレに行かれない。。というシチュエーションが私を不安にさせました。
酷かった時は美容室に滞在している2時間程度の間に5回以上もトイレに行かせてもらったことがあります。
せっかく美容室にきているのに全くリラックスできないなんて悲しすぎました。
今までそんなこと全くなかったんですよ。ただその日は雨の降る寒い日だったのを覚えています。もしかしたら冷えがきっかけでおかしくなったのかもしれません。
その後は何度もトイレを借りることがないように、美容室に行く前はギリギリまでトイレに何度も行ったり、美容室でのシャンプーの前などにトイレを一度借りておくなどして気をつけていました。
窓のない狭い空間にいられなくなった
これも美容室と同じくらいの時期に発症したのですが、当時私はアロマの資格を取るためにスクールに通っていました。
そのスクールの教室が狭くて窓がなかったんです。
しかもお昼を挟んで丸一日7時間ぶっ通しのスケジュール。
途中、クラクラと気分が悪くなることが多々ありました。
ずっとじっと座っていられなくなるんです。
あと過呼吸になる感じも。。
いつも授業の途中で退出して、外の空気を吸っていました。
学生の時はそんなこと一度もなかったんです。大学の頃は私は教員免許の資格を取るために通常よりも多く授業を受けていて、朝から夜まで講義を受ける日もありました。
狭い教室での授業も経験しましたが、不安な気持ちになったことなんて一度もありませんでした。
大人になってから弱くなってしまったみたいです。

電車に乗るのがしんどくなった
電車に乗るのがしんどくなった時もあります。
私は慢性上咽頭炎という喉の炎症がきっかけで心身ともにダメになってしまったのですが、その慢性上咽頭炎の治療の通院途中におかしくなってしまいました。

ずっと座っている状態がダメでした。
座っているとソワソワしていても立ってもいられなくなりました。
呼吸も吸っても吸っても空気が入っていかない感じ。
でも、パニック障害ってよく電車の中で発作が起きる方が多いですよね。
発作が起きるとこのまま心臓が止まってしまうんじゃないか・・っていうくらい苦しくなるってみなさんおっしゃいます。
それってものすごく怖くて辛いことですよね。
私の場合はそこまでの経験はなかったので、まだよかったんだと思います。

まとめ・辛い症状は治療とともに消えた
いろいろ書きましたが、こう言った辛い症状は心療内科での治療をしていくうちに、芋づる式に治っていることに気付きました。
今では美容室もバスも電車も全部大丈夫です。
素人考えなのですが、慢性上咽頭炎、うつ病、不安症を発症する10年も前からのこう言った症状は繋がっていたと思うんです。
また、これだけの兆候が何年も前からあったというのはもともと私は不安症になる素質があったんだと思います。
それは多分、私ががまんしてしまう性格が関係しているような気がします。
小さな我慢が溜まりに溜まって、体調不良や環境の変化などの何かしらの大きなストレスがかかるとそれがきっかけになって、症状が重たくなったんだと勝手に思っています。
もし、今、以前の私のような症状で悩んでいる方がいらっしゃるなら、気をつけた方がいいと思います。
こういう症状になってしまう方って、生真面目な方多いのではないでしょうか??
がまんはよくないですよ。
肩の力を抜いて、リラックス、リラックス。ゆる〜くいきましょう。
では、また〜。
