kekoです。
不安、うつ状態だったころ、
心療内科ではいつも入眠導入薬を処方されていました。
トータルで1年半くらいは毎日のように飲んでいて、
その頃は、「こんなものを毎晩飲んでいて、私は大丈夫なのか?」
「依存症になったらどうしよう。」
「薬なしで眠れるようになるの?」
とかなり不安な時期もありました。
私が飲んでいたのは、マイスリー→レンドルミン→ベンザリンの3種類
だんだん強めの薬になっていきました。
入眠導入薬といっても、いろんな種類があって、それぞれ特徴があるんですよね。
今日は入眠導入薬、レンドルミンについて私が感じることを書いていきたいと思います。
レンドルミンの効果・強さ
レンドルミンは私が服用した感覚では、ガツンと効くというよりは、緩やかに効くといった薬でした。どちらかというと効き目は弱いかな?というのが私の印象です。
心療内科に通い始めて、マイスリーを2か月ほど飲んでいたのですが、だんだん中途覚醒に悩まされるようになってしまいました。
2時、3時、4時と夜中に何回も起きてしまうのって本当に辛かった。
この頃、心療内科を転院したのですが、転院した初日にマイスリーから作用時間が長いレンドルミンに変更されました。
就寝前にレンドルミン0.25mg一錠を服用。
マイスリーは服用して15分くらいで効いてきたけど、レンドルミンは30分くらいしたころ、あれ?効いてきたかな?という程度。
マイスリーは薬の作用時間が2時間程度で短いのだけど、レンドルミンは6時間~8時間。ちょっと長めに効く眠剤です。
2か月くらい毎晩服用した結果、だんだん睡眠が整ってきて、レンドルミンなしでも眠れるようになっていきました。
でも、思ったようにうまくは進まないもので
レンドルミンなしで1ヶ月ほど経った頃・・
ある日、突然不安定な状態になってしまい、眠れなくなってしまいました。
こうなってしまうといくらレンドルミンを飲んでも無理。
眠れないことで不安症状がマックスになって、大好きなカフェに行ってもそわそわしてしまうし、電車に乗ることもできなくなってしまって辛かった。
このことがきっかけでレンドルミンからより作用時間が長いベンザリンに薬が変更になりました。
レンドルミンの副作用
レンドルミン0.25mgを2か月ほど毎晩飲んでいましたが、副作用は全くと言っていいほど感じませんでした。
レンドルミンは効き目が6時間~8時間と長めですが、翌朝眠気が残って辛い、、とか
だるさが残るといったことも全くなし。
効き目も副作用も弱めな眠剤、私にとっては安心な薬といった印象です。
うつ・不眠に。セロトアルファは薬ではありません。サプリメントです。
レンドルミンの減薬・断薬
睡眠が整ってきて、レンドルミンの減薬→断薬を試みたことがあります。
離脱症状が出るのが怖くて、主治医や薬剤師さんに相談しながら徐々に減らしていきました。
薬なしでも眠れるかも・・と思った日はカッターで薬を半分に切って服用。
半錠でも眠れたので、思い切って断薬。
薬剤師さんに、「断薬して最初は不快感がでるかもしれないけど、思い切りも大事だったりします。」と言われたことが心の支えでした。
確かに断薬して2,3日はなんとなくそわそわして、調子が悪かったです。
でも、なんとかやり過ごすことで薬なしでも普通に眠れるようになりました。
もし調子が悪くなっても、また薬を戻せばいいんだから・・と考えることで気楽になったんですよね。
あまりきっちり考えないで、なんとかなるさ~の気持ちがいいと思いますよ。
まとめ
レンドルミンを飲んでいた2か月は、心もカラダも不安マックスの最悪の状態でした。
この薬自体は私にとってはものすごい効いた~という感じは正直思わなかったのだけど、
眠剤が手元にあるということで、眠れる!!という安心感につながっていたように思います。
うつの症状って、よくなってきたな~って思ったらまた落ちる・・・と波をくり返しながらよくなっていくんですよね。
私も眠れるようになった!!と喜んだのもつかの間・・・また眠れず。。。そんな状態でした。
でも、これって治っていく過程だと自分を納得させることでなんとか頑張れてこれたように思います。
実際に不眠もうつも波を繰り返すうちにいつの間にか消えていきました。
いつまで続くの~って思うと嫌になっちゃうけど
症状はいつの間にか消えます。
「不安に飲み込まれないで、ただやり過ごすこと。」
主治医の先生によく言われていた言葉です。
かつての私と同じ悩みを持った女性が少しでも楽になれますように・・・
では、また~。