kekoです。
慢性上咽頭炎ってなかなか治らなくて、心が折れますよね。
私も最初の頃は、喉の奥にはりつく痰の不快がひどすぎて、気が狂いそうな日々でした。
慢性上咽頭炎はよくなるまでに時間がかかります。
Bスポット治療や対処療法をしながら、心の持ち方も整えていくことがとても大切だと実感しています。
今日は、慢性上咽頭炎が気持ち悪くて不安でいっぱいになってしまっている方に、
どうしたらそんな不安を和らげることができるのか。。
心の持ち方についてお伝えしたいと思います。

マイナスな言葉を言い続けるとかえって辛くなる
慢性上咽頭炎って症状が辛いあまり意識が常に上咽頭にいってしまいませんか?
常に「つらい、嫌だ、気持ちわるい。なんで、私がこんな目に合わなくちゃいけないの?」とマイナスな言葉ばかりを言い続けているような状態に私はなっていました。
辛い状態を口に出すことは悪い事ではないし、必要なことだと実感します。
でもね、あまりマイナスな言葉を言い続けても治るわけでもないし、かえってストレスがかかって気持ちが辛くなるんですよね。
実際にマイナスの言葉を言い続けることで脳全体のバランスがくずれて、常にストレスで緊張している状態が脳に記憶されてクセがついてしまい、心身に悪影響を与えると言われています。
「つらい、嫌だ」を言うなら一日に1回だけ。あまり言い続けない方が状態がよくなると体感しています。
「ありがとう」の言葉で楽になれる
「つらい、嫌だ」の代りに発するのが「ありがとう」の言葉。
「こんな状態になるまでがんばってくれた私の喉、今まで本当にありがとう。」と
自分の喉を許してあげることで気持ちが楽になれました。
辛さと闘っているといいことありませんでした。今の状況を受け入れてあげることも自分を楽にしてくれます。
「あ~、私、今辛いんだね。辛いよね。」と自分に話しかける感じ。
本当に辛いとやってられないかもしれないけれど、できる範囲でやるといいと思う。
今まで頑張ってきた喉を許してあげることも大事だと思いました。
思っているだけじゃなくて実際に口に出してあげるとなお効果がありましたよ。
決して変な宗教的な考えでもスピリチュアル的なことを進めているわけではありません。
実際に「ありがとう」の言葉を心がけることで脳に緊張状態を解く働きをしてくれるセロトニンが増えて、心身の状態がよくなると言われています。
これは慢性上咽頭炎だけじゃなくて、私の場合、うつ病や不安症にも効果がありました。
辛い状態と闘わないこと!!闘ってはいけません!!
よく心療内科の先生に言われていた言葉でもあります。

よくなっているところに目を向ける
慢性上咽頭炎ってBスポット治療で症状は落ち着いたけど、今一つすっきりしない。。という方が多いと聞きます。私もそうでした。
このままずーーっとこの状態なのでは?
治らないのでは??と不安になってしまうこともしばしば。
喉の不快をすぐにでもゼロにしたくなりますよね。
でもね、一番ひどかった時のことを思いだすと辛さはかなり減ってきているんですよね。
こんなに楽になったんだ~ってプラスの面に意識をもってあげることで、気持ちが楽になります。
すぐにはよくならないけれど、振り返ってみると3か月前、半年前よりもよくなっている!!そんな感覚です。
今は辛いところもあるけれど、折り合いをつけてうまくつきあっていくことも、幸せに過ごすためには必要なのではないかと思うのです。
これもほとんどうつ病が回復していく感覚と似ています。
以前の辛くてたまらなかった感覚は今では思い出せないのです。
ちなみに、、
今の私の状態は、喉の奥の乾燥が時々気になる程度になっています。
塩化亜鉛でのセルフのBスポット治療は時々気になったときにやるくらい。
症状が気になったらマヌカハニーを舐める、マヌカハニーを喉の奥に塗る。。。といったやり方で落ち着いています。

どうしても辛いときは精神安定剤もありだと思う
慢性上咽頭炎の辛さがマックスだったとき、私はメンタルが崩壊してしまいました。
ある日、耳鼻科に行く途中、電車に乗っていられなくなって、自分が壊れたのが分かりました。

あまりの辛さに精神安定剤を使ってでもこの辛い状態から逃げ出したいと思うようになりました。
色々考えたうえで、心療内科に相談してワイパックスという抗不安薬を処方してもらいました。
かなりの抵抗はあったけど、そんなこと言ってられないくらい辛かった。
喉の奥が常に乾いて痰が貼りついていて取れない状態。気がおかしくなりそうでした。
辛くてたまらなくなったとき、ワイパックスを飲むと緊張が緩んで楽になれたのは確かです。
喉の状態がよくなったのではないけれど、症状がそれほど気にならなくなるんです。
私個人の意見としては、本当に辛かったら精神安定剤もありだと思います。
辛い症状をがまんしすぎると余計悪くなるから。。
それに、Bスポット治療をしていくうちに、ひどい状況からは抜け出せるので、精神安定剤は必要ならなくなるから。。
もし当時の私と同じような方がいらっしゃったら、、大丈夫だよ。と伝えたいです。
まとめ
以上、慢性上咽頭炎で気持ちが辛くなった時の心の持ち方についてお伝えしました。
心の持ち方なんて関係ない!!とおっしゃる方もいると思います。
私も最初はそうだったんだけど、今はとても関係していると思います。
心の持ち方=言葉の使い方
ということ。
「つらい、嫌だ」というマイナスな言葉は脳に悪影響を及ぼし
「ありがとう」というプラスの言葉はセロトニンがでることで病気の治癒にもつながるということ。
これは「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という冊子を参考にしたものです。
病気で悩んでいる人にもとても心強い本だと思いますよ。

余談ですが、私の母が去年、大腸がんが発覚し、手術、ストーマ生活、抗がん剤治療、ストーマ閉鎖となかなか大変な日々を送ってきました。
抗がん剤治療やストーマ関係の身体の辛さってなかなかしんどいんですよ。
でもね、母は常に前向きでしたし、今でも前向き。
年齢のせいもあるかもしれませんが、病気をそれほど深刻にとらえてはいなくて、常に前向きなんです。
そのせいか、治療もうまくいっていっています。
これも心の持ち方が関係しているのかなって思うんです。
ません。
症状が辛いとなかなか難しいですけれどね。
言葉をプラスに変えてみる。
できる範囲で試してみるのもいいと思いますよ。
では、また~。
