kekoです。
うつ、不安状態で悩んでいたころ、不快な状態から逃れたくて、どうすればこの嫌な気持ちをなくすことができるのか・・・
そんなことばかりを考えていました。
心療内科の診察日では毎回泣きながら主治医に相談する日々。
今日は辛かった当時の主治医とのやりとりを少し紹介したいと思います。

嫌な気持ちはなくそうとすると余計辛くなる
辛くてたまらなかった時、私はこの嫌な感覚さえなくなれば楽になれるのに・・・
どうやったら嫌な気持ちがなくなるんだろう。。といろんな本を読んだり、ネットで調べまくていました。
そんな私に先生が診察でかけてくれた言葉は・・
- 嫌な気持ちをなくそうとすると余計辛くなる。
- 嫌なことというのはつきもの。あって当たり前だと思ったほうがいい。
- 嫌なことはいったん受け止めてあげればいい。
でもね、逃げようとするよりも、抗うのをやめて、いい意味であきらめた方が楽になったのは確かです。
ダメダメの時はあきらめる。
辛いときは頓服の力(私はワイパックス)を借りて自分を楽にしてあげる。
そう思うことで気持ちが楽になりました。

治るためには時間がかかると思っていたほうがいい
症状が辛かった当時、一日でも早くよくなりたくて、いつになったらよくなるんだろう。。あとどのくらいこの状態が続くのか・・と思い悩んでいました。
そんな時、先生に言われたのは・・
もちろん治りますよ。ただ、時間がかかると思っていた方がいい
この言葉、私には効きました。
そっかー。今はまだまだ治っていないんだから調子が悪くても仕方ないんだ。時間がかかるから仕方がないんだ。って納得できたんですよね。
あと、調子が悪いときの対処を自分で分かっていれば大丈夫です。
私の場合の対処は
- 私の場合は調子が悪いときはカフェに行く
- 調子が悪いときは何もしない宣言を家族にする。やらなくちゃいけないことから自分を解放する。
自分の対処法をいくつか持っておくといいと思いますよ。
でもね、こういう悩みはSSRI(ジェイゾロフト)を飲むようになったら徐々になくなっていきました。
気持ちの持ち方ももちろん重要なんだけど、気持ちを保ちつつ、自分にあった薬を使うことで早くよくなっていくんだろうなーって実感しています。


治るというよりも気にならなくなっていく
あと、当時よく先生に聞いていたのは
「うつの治りかけってどういう感じなんですか?どういう風に治っていくんですか?」といったこと。
それに対して先生は
「治るというより、気にならなくなって、いつの間にか治っています」
ジェイゾロフトを飲むようになってから、気になる症状がどんどん消えて行って、今まで何がそんなに辛かったのか・・辛かった時の感覚が思い出せなくなっていきました。
だからあんまり症状を分析しなくてもいいと思う。
ネットでうつの回復状態を表した表を見ては、
私は今この辺かなーなんて思っていた時もありますが、実際はあんまりあてになりませんでした。
そういう資料を参考にするのもいいと思うけれど、あまり気にしなくていいと思う。
気にしすぎる方がよくない。
治るときはちゃんと治るから。大丈夫です。

まとめ
以上、当時、主治医の先生からかけてもらった言葉をいくつか紹介してみました。
どなたかのお役にたてたらうれしいです。
先生とのやりとりを当時ノートに書いていました。先生からもらった言葉を忘れないように診察が終わった後、待合室でいつも書いていました。

このノートは当時もとても役に立ったけど、完治した今でも私が生きていく上で力になってくれています。
気持ちの持ちようだけではうつや不安症は治らないかもしれないけれど、薬だけでも治らないと感じています。
今、辛い思いをしている方も大丈夫ですよ。
時間はかかるかもしれないけれど大丈夫。
今日もゆったりいきましょう♡
では、また~。
