kekoです。
心療内科に通いだしてから半年近く、私は自分の病名を聞いたことはありませんでした。
転院前の病院で一度だけ「パニック障害の一歩手前かもね。」と言われたことはあるんですが、はっきりとは言われたことはなかったんです。
今日は、自分の病気について主治医の先生に聞いた時のことをお話ししたいと思います。

うつ病というよりも不安症
心療内科に通いだして半年後、ずっと気になっていた自分の病名について先生に聞いてみることにしました。
私はうつ病なのか、自律神経失調症なのか?はっきりとした病気の名前を知りたかったのです。
「先生、私ってうつ病なんですか?」と聞いたのを覚えています。
先生は
「うつというよりも、不安症だね。」と答えてくれました。

当時の私の症状は
- 胸がじーんと重苦しい
- 眠れない
- ソワソワする
- 身体がだるい
- すぐに疲れる
- 頭がクラクラする・・
うつより不安と伝えられましたが、これって、なんだか病名というよりも症状ですよね。
病名について聞いたところで何かが変わったわけではないけど、自分の状態を客観的に知ることができたので、聞いておいてよかったと思います。
素人考えだけど、メンタルの疾患の病名って難しいんじゃないかな。。
特に初めのうちは医師も判断が難しいんだと思います。
症状も人それぞれだし、いろんな症状が重なっている場合も多いので、これとこの症状があるからあなたは〇○病です。。という簡単なものでもないと思うし。
自分の病名について知りたい、知ったほうが気持ちが楽になる。という方は自分から聞いておくのもいいと思いますよ。
自分から聞かない限り、病名をあえて言わない先生って多いような気がするから。

うつ病も不安症も紙一重
先生の言う通り、私はうつよりも常に不安が付きまとっている症状が多かったのですが、ある時、今まで経験したことのないような億劫感に襲われるようになりました。
それまでも楽しいと思えることがなくなったり、笑えなくなったりと、うつっぽい症状はあったのですが、それとは比にならないくらいの苦しい感情に苦しむようになりました。
これがうつなんだな。。って自分でも分かりましたよ。
人間、気力が湧かないというのはこんなにも辛いものなのか・・・
当時はそんな自分が情けなくて毎日のように涙を流す日々でした。
もともとうつ病も不安症も脳の誤作動で起こるわけで、うつだから不安にならないとか、不安だからうつにならないとかってないと思うんです。
私にとってはうつ病も不安症も紙一重のような状態でした。
うつ病も不安症も同じ薬で完治
うつ病であろうと、不安症であろうと、使う薬は一緒でした。
私はジェイゾロフト(SSRI抗うつ薬)を使った治療。
ジェイゾロフトが落ち着くまでは抗不安薬のワイパックを頓服で服用して自分を楽にしてい
ました。

ジェイゾロフトってパニック障害にも効くし、うつ病にも効くって言いますよね。
薬が効いてくれると自然にうつの症状も不安の症状も消えていきました。
私の場合は、うつの症状よりも常に胸が重苦しく感じると言った不安の症状の方が治るのに時間がかかりました。
やっぱり主治医の言う通り、私は不安の方が大きかったんだと思います。

まとめ
以上、心療内科で自分の病名について聞いた時の話でした。
当初は先生はどうして病名を言ってくれないんだろう??って思ってたんですが
心療内科の場合は、病名ってあいまいなものが多いのかな・・というかあいまいの方がいいこともあるのかなって思うようになりました。
でも、やっぱり自分の状態は知りたいですよね。私は知りたかったし、聞いてみてよかった.
あれこれ難しいことを考えないで、ちょっとした疑問も主治医に質問してみるといいと思いますよ~。
もし、今、辛い症状に悩んでいたとしても大丈夫ですよ。
時間はかかるかもしれませんが、辛い症状は少しずつ消えていきます。
ゆったり力を抜いていきましょう。
では、また~。
